オープン外構とクローズ外構の選び方
注文住宅などでマイホームを建てる場合に、外構工事も必須となってきます。そんな、外構工事ですが一般的にオープン外構とクローズ外構の2種類に分かられます。オープン外構、クローズ外構それぞれメリットやデメリットが異なるため、選び方についてポイントがあります。まずは、オープン外構の特徴ですが隣の家や敷地の間の境界にフェンスを設置しない外構です。見た目からも開放感があり、庭のスペースも広く感じる利点があります。フェンスなどな無いため、風通しも良く自然な外構空間に出来る魅力があります。
また、防犯上周りから見えやすいため、侵入者が居ても隠れ難いという点では安全なメリットがあります。一方でフェンスなどが無いため、簡単に敷地の中に入られてしまうという防犯上のリスクもあります。このようにオープン外構を選ぶ場合には、開放的で広々とした外構スペースにしたい、防犯上死角となる場所を作りたく無いという場合にはオープン外構を選ぶと良いです。続いてクローズ外構ですが、隣家や敷地の境界に高さのあるブロックやフェンスを設置する外構となります。敷地の外から侵入する事が難しいため、防犯を高められますが、万が一侵入されてしまうと逆に死角となってしまうデメリットもあります。防犯を高めたい場合には、侵入者が隠れるスペースが無いように工夫する事が必要です。
また、通行人や隣家の人から庭や室内を見られる事が無くなるため、プライバシーをしっかりと確保出来ます。庭で周りの視線を感じずにゆっくりと過ごす事が出来たり、子供が外に飛び出していくリスクも無くなります。プライバシー空間を充実させたい場合や外部からの侵入を抑えて防犯を高めたい場合には、クローズ外構を選ぶと良いです。以上のよくにオープン外構とクローズ外構には、各々メリットやデメリットが存在します。マイホームの外構のタイプを選ぶ場合には、それぞれの特徴を抑えて比較し検討する必要があります。