木々や花々が目隠しフェンスの役割に貢献

自宅の庭づくりで訪れてくれる親族とも話し合って相談をしたのが、庭まわりに囲いを使うかどうかということでした。目隠し的に外構工事を依頼して、フェンスや柵などを利用した方が良いのではないかという話し合いです。庭と道路の仕切りにもなりますし、外からの気になる視線を囲いフェンスなどがあればカットすることができます。様々な意見が飛び交う中で、庭に緑を多くすることで、それが目隠しフェンス的なものになるという結論です。そのため庭づくりをするにあたり、目隠しフェンスなどを業者さんに依頼して設置することはしませんでした。遊歩道から家の中が丸見えになりそうですが、いくつかあった意見を参考に緑の多い庭にしたところ、それが本当に自然の目隠しフェンス的な役割をしてくれています。

ポイントは背の高めの木を数本植えること、あまりにも背の低い草花ばかりだと、開放感のある庭にはなりますが、窓から家の中が見えすぎてしまってセキュリティ面で若干心配です。ところが庭にいくつかの背の高めな木を植えてみたところ、程よく木々と葉が家の中を見えないようにカバーしてくれています。秋になり葉が落ちると若干家の中は見えますが、それでも枝が多いことから家の中が良く見えるということにはなりません。のんびりとした田舎ということもあり、以前は家に鍵もかけない、ご近所でもみんな鍵などかけないのが当たり前でした。

ですから鍵を開けたまま出掛けたり、帰ったらご近所さんが玄関に入って待っていたりなんてこともあったくらいです。しかし今の時代鍵をかけないなんてありえませんし、セキュリティ面は地方暮らしであってもとても重要なポイントになります。実際に木々や花々でセキュリティも意識してつくった庭は、自然の緑が視界や家を守ってくれているようです。木々や花々に守ってもらえる庭というのは恵まれていますし、季節の移り変わりを庭の植物で感じられて、見た目にも不自然さがなくとても素敵なものです。